『Lの世界』 の世界 - the L word   LAのウエストハリウッドを舞台にしたお洒落で知的な女性たちが織りなすレズビアンの世界。
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The Final Interview - アイリーン・チェイケン
 
The Final Interview - アイリーン・チェイケン Part 1
 
 
 

(0:07)
『Lの世界』の当初の目標は何だったのですか?
まずは放送して人々に観てもらいたかった。メインストリームの視聴者たちの心を動かしたかったし、LGBT番組が常に疎外視されてきた風習を打ち破りたかった

(0:25)
キャストの力が一番発揮されるのはどんなとき?
それは全員一緒のシーンの時。信じられないほどの力が生まれる。でも、全員一緒に仕事をしていると混乱しちゃうわね。みんなお互いのことがすごく好きだから、相互のやりとりがリアルになって、フィクションと現実の境界線はぼやけてしまい、みんな仕事をしているってことを忘れちゃうのよ。

(0:48)
ケイト・メーニッヒはセックス・シンボル?
パイロット版では、キャラクターの中で一番のセックス・シンボルとして書き上げたキャラクター。シェーンというキャラクターを演じきれる女優を探し出すのにナーバスになっていたわ。セクシャル・パワーのようなものを具象化できる女優を見つけ出すことはとても大変なことだから。それはゴージャスでなければならないという意味ではないの。ケイト・メーニッヒがゴージャスだというのは後からついてきた結果論であって、彼女、、、シェーンの場合、アンドロジニー的な要素があるといったようなことや、自分のセクシャル・パワーには無頓着で無関心といったような何か神秘的なものが生まれてきた。 

(1:32)
ストーリーの展開にはどういったことを心がけていたのですか?
ほとんどのストーリーは、一つのシーズン内でやったわ。脚本家たちとストーリーを作り上げていくわけだけど、たまに内容が未来のことを映し出すようなことであったり、時にはイマジネーションにまかせて、今から2,3シーズン先のことを想定してみたり。でも基本的にストーリーの展開は、シーズンごとにしようって務めていたわ。

(1:57)
デートするならどのキャラクターと?
ベットとディナーの席でアートのことなんか話すのもいいわね。でも自分の作り上げたキャラクターとデートはしない。そんなのクレイジーでしょ。

(2:09)
なぜカルメンは最終シーズンに戻ってこなかったのですか?
カルメンには戻ってきて欲しかった。でもご存知の通り、彼女は他のテレビ局のドラマに出ているのよ。(そのドラマでは) 『Lの世界』で着ていたような素敵な衣装は着ていないけどね。これで質問の答えになってるかしら。

(2:24)
ターシャというキャラクターを作り上げたいきさつは?
私たちは、実に多くの同性愛者である軍人たちに会ってきたわ。そうしたら、ものすごく重要なストーリーだと思えてきた。『Lの世界』のイベントを開催すると、必ず誰かが私たちのところまでやって来て、自己紹介してから、「『Lの世界』が大好きなんだけど、軍に入っているので送ってもらったDVDでイラクで観た。」というようなことを言ってくれたの。こういったことは、私たちにとってとても意味のあることだった。私たちは、あのストーリーにしよう、このストーリーにしようと自問自答をしてきたわけだけど、これは共鳴を得られたストーリーだった。米国軍の同性愛者である軍人のストーリーは、私たちの世界にとって重要で上等なもの。

(3:02)
どうして一体全体、マックスを妊娠させてしまったのですか?
こういう質問の言い方って、このストーリーが、メインとなる数々のテーマの中から選ばれたものというより、まるで馬鹿げた選択だと言わんばかりの表現の仕方ね。マックスを妊娠させようと決めたのは必然的なこと。だってシーズン5の終わりには、彼は男性とセックスしていたわけだから。マックスとトムが実際どんなことをしていたかってことよ。そしてそれは、マックスが妊娠するのは可能なのかという疑問を投げかけたの。そのような疑問を提起したら、それは伝えなければならないストーリーとなったまでよ。

(3:40)
なぜ、ベットとティナはマックスの赤ちゃんを養子にしなかったのでしょう?
そう、ベットとティナはマックスの赤ちゃんを養子にしなかった。マックスには出産するのだという事実を受け止めて欲しかったし、楽しみにできるような希望とか、彼自信を受け入れてくれる関係、それに一緒に未来へ向かっていけるような何か、といった励みになるような結末を与えてあげたかったから。

(4:06)
結局、ジェニーは許してもらえたのでしょうか?
ジェニーは、高貴の気持ちを持って姿を消していったのだと思う。ジェニーは自分自身を取り戻したような気がする。まわりはそれをわかっていたのかどうか知らないけど。

 
 
The Final Interview - アイリーン・チェイケン Part 2
 
 
 

(0:07)
『Lの世界』の映画は?
『Lの世界』の映画を是非やりたいと思っている。でももし映画をやるなら、“Who Killed Jenney (誰がジェニーを殺したのか)”というものにはせずに、これまでの女性グループと新たな友達の輪や家族を軸に、また再び “愛 (Love)” “友情 (Friendship)” “恋愛関係 (Relationship)” といったことをを描く映画にしたい。

(0:27)
メディアの展望は変わってきましたか?
このドラマが大成功を収めて放送を終える時には、エンターテイメントの主流でLGBTの生活を描写する役割を担っていってくれる他のドラマが出てくるだろうと推測していたわ。一つではなく、いくつもね。しかしそうではなかった。

(0:48)
後悔などありますか?
もし事前に人々がどれほどがっかりするのかわかっていたらやらなかったであろうストーリーは、デイナの死にまつわるもの。私は、そのストーリーの正当性を信じているし、細かいところに注意してそのストーリーを語ったと信じている。エリン(Erin Daniels) を含め全員がそれ相応の重々しさに精一杯取り組んだ。とはいえ世間は、非常に長い間、デイナの死にはおかんむりだった。あれだけ多くの人たちに深い悲しみを背負わせてしまったことを後悔しているし、もしそれが事前にわかっていたら、そして不可能なことだけれども、もし未来を見通せる力があったなら、おそらく違う選択をしていたでしょうね。

(1:30)
ベットとティナの関係は?
多くの女性たちがベットとティナに期待していたのは、仕事を持ち、そして浮き沈みがありながらもなんとか関係を築くことができた成功例としてのイメージ像。そしてそのイメージが定着し、人々に愛されるカップルとなった。そうなった理由は、演じてくれたジェニファーとローレルによる、この二人のキャラクターの表現の仕方と、ストーリーを語っていく中で醸し出していた情熱と信憑性によるところが大きい。最初は、二人の相性がどれほど強烈なものかわからなかったし、シーズン1の最後で二人を別れさせてしまうまで、二人の関係に対する反応がどれほど激しいものになるかなんてわからなかった。いやはや、たくさんの嘆きを聞いたわ。ブルックリンの食料品店で働く中近東系の男店員は、私にこんなメッセージをくれた。「世界の運命は、彼女たち二人のキャラクターがヨリを戻すかどうかにかかっている。そしてその二人の関係を修復させ、不和から救い出す大きな責任は私にある。」と。

(2:34)
モリーの手紙には何が書いてあったの?
モリーがシェーンに宛てた手紙の中で言っていることは基本的に、あなたがどんな人がわかっている、わたしはありのままのあなたを受け入れる、あなたを拘束しようとなんかしていない、まだあなたと一緒にいたいと思っている、あなたが誠実でいてくれる限りわたしはやっていける、というようなこと。モリーは、シェーンが聞かなくてはならなかったことを言っているのよ。だってシェーンは心からモリーを愛していたし、別れてしまった理由は、ただシェーンがモリーを傷つけてしまうのを恐れたからであって、もしシェーンがモリーからのこういったメッセージを別れる前に聞いていたら、(二人の関係を)続けてみようって思ったんじゃないかな。運命のいたずらね。

(3:05)
どうしてシェーンとジェニーは、結局最後に一緒になったの?
シェーンとジェニーのロマンスは赴くままにまとまったもの。明らかに計画したり予定していたことではなく、最終シーズンを構築している段階では、二人のロマンスはなかった。シーズン5の終わりに向かった頃、そういう流れになっていったのよ。それは、女優たち、とりわけある一人の女優によって引き出されたことが大きく起因する。その女優は、二人のストーリーの流れを信じていて、演じている役の中でそんなロマンスを漂わせたのよ。みなさん、わたしが言いたい以上にもっと深読みしたいかもしれないけれど、『Lの世界』 を見てくれている本当のファンなら私が何を言っているかおわかりでしょう。

(3:45)
どのように最終シーズンへ臨んだのですか?
私たち全員で決めたことだけど、最終シーズンをそれだけで独立したものにして、かつ内容を網羅した一つの包括的なストーリーに仕上げたかった。 と同時に、これまでやってきた、恋愛関係、不貞、別れ、キャリア、といった日常生活の中で起こるようなことすべてと、『Lの世界』の意味を明確にやり続ける義務も感じていた。 8つのミニエピソードシリーズをやろう、ということになり、殺人ミステリーについては漠然としたものにしようと決めた。

(4:22)
最終エピソードは?
他のエピソードとは違ったものにしたかった。それぞれのキャラクター一人一人に、ジェニーを殺害したかもしれないという動機付けができるよう、最終エピソードを構築しようと努めた。賛否両論なのはわかっていた。脚本家たちの間でさえ何人かは、最後に答えを出さずに終わるなんてことはできないと考えていたし、そういうことをやると腹を立てる人がいるのは当たり前で、普通やらないこと。しかし、明らかに私たちは答えを出さずにドラマを終わらせたわけで、ということは、私の考えは、誰がジェニーを殺したかということは重要な疑問ではないということなのです。  

(5:01)
まさにジェニーを殺したのは誰?
アリスはジェニー殺害の罪で刑務所入り。そして無実の罪を主張する。 その先はまだどうなるかわからないし、あなたの結末を描いてみて。

 
 
 
 
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Photos thanks to:
- Showtime.com
- l-word.com
- AfterEllen.com
- KateMoennig.net
- showcase.ca
 
 
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