(0:41)
私たちは世の中が変わっていくことを願っています。
わたしは、ドラマ「Lの世界」に出演したことで、この世の中を変えることは可能であると確信しています。 (拍手)
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7年前、新しいプロジェクトに参加してもらえないかという打診を受けました。
当時、「Earthlings (「The L Word」に変更される前のタイトル)」と呼ばれていたプロジェクトです。(笑) その頃はまだ、レズビアンである女性のライフスタイルを題材にしたドラマが全国系テレビのゴールデンタイムに放映されるなんてことはなく、リスクのある企画だと思われていましたし、成功する保証のない無謀なことだとさえ思われていました。そして2004年、SHOWTIMEでわたしたちのドラマの放映が始まり、大きな反応を得ることができました。(拍手)
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このドラマが前代未聞の認知度を高めたことによって、どんなに自分のいるべきコミュニティを見つけやすくしてくれたことか、どんなにプライドを持ってオープンにカムアウトする勇気を与えてくれたことか、というようなことをわたしたちに伝えてくれる女性の人数の多さに心動かされ圧倒されています。わたしたちの作り上げたエンターテイメントはまた、人々の認識を高めたり、募金を集めたり、コミュニティに貢献できるレベルを上げることができる道具であるということを教えてもらいました。
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この7年間の過程において、ドラマ「Lの世界」を初めて作り始めてから今まで、想像を絶するほどの変化を目にしています。この先いつか、娘は私にこう言うでしょう。(涙)
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「ゲイだと結婚できない時代ってあったってこと? とんでもない時代だったのね、ママ。」 (拍手)
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わたしたちがこういった変化の先駆けとなっていると思うと、とっても刺激的だし、やる気が湧いてくるし、とっても嬉しいです。わたしは、大変化が訪れると信じています。「不安から希望」へ、「区分けをすることから一つにまとまること」へ、「不寛容であることから誰もがたった一つの偉大なコミュニティに属しているのだという理解」へと変わってきていることに、人々は気づいているはずです。
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混沌、絶望、無知、怒り、懸念・・・といった中にも、常に変われる可能性はあります。希望の種はあるのです。非現実的な希望のことではなく、一人一人が腰を上げて主張をしていくというような希望です。
(3:48)
私たちが最善を尽くせて、一人一人が腰を上げて主張をしていくというような希望をです。わたしたち自身のためではなく、全ての人のために。
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「わたしの最善って何?」 「わたしができることって何」と、自問自答する時があるかもしれません。しかし、たいてい “最善” というものは、私たち個人の経験の中にあるものです。しばしば誰かのストーリーが、真実が、誰ものストーリーに、そして誰もの真実の一部となるのです。
(4:28)
コミュニティは始まったばかりです。わたしは、ストーリーを語っていくことがいかに実情を変えることができるのかを見てきました。ドラマ「Lの世界」が到来したことで、LGBの人たちのストーリーを語ることは、だれにとっても先鋭でそして物事を変えていく力のある行動だということがわかりました。
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歴史が勝利者によって書かれるものならば、わたしたちは、自分たちの歴史を書くことによって勝利者となったわけです。(拍手)
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みなさんのいろいろとあるであろう素敵な人生の中で、「Lの世界」を受け入れてもらえて感謝しています。今はもうわかっています。世の中を変えることは可能なことだと。この先、また皆さんの歴史を書く機会があることでしょう。
今日はどうもありがとうございました。