今年第3回目となる AfterEllen.com の 「The 2009 AfterEllen.com Hot 100」が発表された。今回、『Lの世界 (The L Word)』 の出演者からは、なんと13人が Hot 100 入り! ジェニファー・ビールスは昨年同様、第2位をキープ。ちなみに見事1位に輝いたのは、Ellen DeGeneres と結婚した Portia de Rossi。
以下は、Hot 100 入りを果たしたLの世界の出演者と、その記事を大まかにまとめたものです。
第2位 (昨年 2位)
ジェニファー・ビールス
(Jennifer Beals)
『Lの世界』では、スクリーン上でも、そうでない時もリーダー的存在だったジェニファー・ビールス。彼女によって演じられたベット・ポーターは、パワー溢れるダイクのステレオタイプ以上のキャラクターとなり、ゴージャスで一筋縄ではいかない中身のある女性だった。現実の世界においても、LGBTの権利のために同様の信念と気高さを持って挑んでいることは、彼女の心打つスピーチでよくわかる。
第4位 (昨年 5位)
レイシャ・ヘイリー
(Leisha Hailey)
『Lの世界』の主要キャストの中でただ一人ゲイであることをオープンにしている女優兼ミュージシャンのレイシャ・ヘイリー。ドラマでは、おしゃべりでおかしなアリスという役に、甘酸っぱさと情の深さと移り気さを加えて演じきった。そしてロックスターとしても大活躍。カミラ・グレイと組んだロックバンド Uh Huh Her の熱狂的なファンの存在は、AfterEllenのブログへの書き込みで証明されている。つまるところ、ステージ上でもスクリーン上でもレイシャ人気は、ゲイ女性ドラマを盛り上げた一役者としてテレビ界の歴史を作り上げたことにより、さらに高められた。
第5位 (昨年 7位)
サラ・シャヒ
(Sarah Shahi)
サラ・シャヒが、最後に『Lの世界』に出演したのは2006年のこと。(S6はカウントしない。)祭壇でシェーンに待ちぼうけををくらったあのシーンだ。しかしその後、NBC プライムタイムのドラマシリーズ 『Life』 へと大変化を遂げた。『Lの世界』のファンの心も掴んだ 『Life』 のDani Reese役だったが、残念ながらつい最近、ドラマの中止が発表された。夫であるスティーヴ・ハウイー (Steve Howey) との第一子の誕生はもうすぐ。
第11位 (昨年 9位)
ケイト・メーニッヒ
(Kate Moennig)
『Lの世界』でシェーンを演じたケイト・メーニッヒは、私たちの知る女性タイプに幅をもたらしてくれた。街角で煙草を吸うとき猫背になっていようと、高価なTシャツなのにパンクっぽく流行の先端風に着ていようと、ケイトは気負いのない性的魅力をシェーンにもたらしてくれたのだ。それは、手当たり次第女性をものにしてしまうというキャラクターにとっては必要不可欠なポイントだった。実力ある女優であり、今後もキャリアを積んでいくであろう。 (ロバート・デ・ニーロとの共演作 Everybody's Fine は、今年後半に公開予定。)
第12位 (昨年 42位)
レイチェル・シェリー
(Rachel Shelley)
レイチェル・シェリーがヘレナ・ピーボディとして 『Lの世界』に登場し始めた頃、実に性感を刺激する悪役が出てきたと思ったものだ。こらえ性がなく扱いにくいヘレナだったが、その後、一転して人間臭さが出てきた。そのような過程の中で、きわどいラブシーンも披露し、ファンお気に入りのキャラクターとなったわけだが、レイチェルの快活さと見事な美貌が、ヘレナというキャラクターを活き活きとさせたことは言うまでもない。もし他の誰かがヘレナを演じていたとしたら、冷たくて金だけ持っている女だと、簡単に切捨てられていたことだろう。
第18位 (昨年 圏外)
クレメンタイン・フォード
(Clementine Ford)
クレメンタイン・フォードは、今年このHot100に目覚ましく初登場し、トップ20入り。『Lの世界』の最後の2シーズンで、シェーンに心奪われたストレート女性モリーを演じ注目を集めた。またクレメンタイン自身のプライベートでの出来事も、このHot100の上位にいきなり彼女を押し上げた理由かもしれない。カムアウトすることは、キャリアをダメにするという古いハリウッドの神話に縛られずにいる数少ないタレントのうちの一人である。
第22位 (昨年 20位)
ローズ・ローリンズ
(Rose Rollins)
第27位 (昨年 16位)
ルーシー・ローレス
(Lucy Lawless)
ダフィ捜査官です。
第31位 (昨年 13位)
ローレル・ホロマン
(Laurel Holloman)
第37位 (昨年 41位)
エリン・ダニエルズ
(Erin Daniels)
第47位 (昨年 28位)
ミア・カーシュナー
(Mia Kirshner)
第67位 (昨年 圏外)
アレクサンドラ・ヘディソン
(Alexandra Hedison)
第76位 (昨年 圏外)
ローレン・リー・スミス
(Lauren Lee Smith)