Lの世界の世界 - The L Word

The L Word

~「Lの世界」 の世界 ~ 

This Just Out with Liz Feldman - クレメンタイン・フォード

By the article from AfterEllen.com
August 2008

シーズン5でシェーンの相手役モリー(Molly Kroll)を演じたクレメンタイン・フォード。シェーンの相手としての人気度はカルメンに次ぐ勢いで注目度大ですが、そんな彼女が AfterEllen でおなじみのリズ・フェルドマン(Liz Feldman)のトークショーに今月登場しました。ジョーク上手のリズを相手に引けをとらぬ切り返しがなんとも素晴らしく、結構笑わせてくれます。

■ This Just Out with Liz Feldman: Clementine Ford - Part 1

(00:03)
リズ・フェルドマン (以下リズ): さぁみなさん、次にこのキッチンテーブルに登場してもらう若いゲストを紹介するのはワクワクするんですが。ドラマ「Lの世界」でシビル・シェパードの娘役を演じた彼女は実生活でも実娘。さぁ、キッチンテーブルにウェルカムしましょう。モリー(Molly)を知っているでしょ。私も知ってます。クレメンタイン・フォーード!

--- 拍手 ---

(00:23)
リズ・フェルドマン: ハーイ!  来てくれてありがとう。
クレメンタイン・フォード (以下クレム): 呼んでくれてありがとう。
リズ: お母さんが誰々だからショーに出てってお願いしたわけじゃないのよ。あなたがスーパーホットだからよ。
クレム: OK。わたしもあなたのお母さんが誰々だからって来たわけじゃないわ。

(00:45)
リズ: とにかく・・・ 私のママは特に有名じゃないけど・・・。
クレム: 別に大丈夫よ。
リズ: よかった。お母さんが有名じゃなくちゃお付き合いしない、ってわけじゃないわよね。
クレム: 別に。あーやっぱり多いかもね。

(01:05)
リズ: それで名前のことなんだけど、ファーストネームは “クレメンタイン” でしょ。フルーツの名前 (クレメンタインはマンダリンみかんの一種) からとったの?
クレム: いいえ。

(01:11)
リズ: 聞こうと思ってたのよ。なぜ “タンジェリン” とか “ブラッドオレンジ” にしなかったのかって。
クレム: そうよねぇ。でもフルーツじゃなくって映画からよ。John Ford が監督した映画「My Darling Clementine (いとしのクレメンタイン)」からとったのよ。苗字が同じ(Ford)だから、そこからClementineをとったらおもしろいジョークになるんじゃないかとママが思ったらしいの。でも誰も面白いと思わなかったみたい。
リズ: そうなの。わかった、わかった・・・。 でも.あなたのお母さんがそんな間違いをおかすなんておかしいわね。
クレム: そうねぇ。

(01:29)
リズ: フルネームは “クレメンタイン・シェパード・フォード” でいいの?
クレム: 正式には、“トッド・ハンター” が最後に付くんだけど・・・ 結婚してなった名前。
リズ: “クレメンタイン・シェパード・フォード・トッド・ハンター” が、全部正式なあなたの名前?
クレム: そう。面倒くさくてまだ戻してないの。

(01:45)
リズ: 結婚してたって聞いてないけど・・・ 結婚してたの?
クレム: してたのよ、4年間。
リズ: 4年?
クレム: 目に何か入ってる。
リズ: (目を覗きこんで) うーん、かわいい目しか見えないけど・・・

(02:00)
リズ: それで・・・ 結婚してたけど、今はしていないのね。
クレム: してないわ。結婚してた期間と同じ、もう4年経ってるわ。
リズ: わーぉ。ずいぶん若くして結婚したのね。
クレム: そう、20歳の時。

(02:11)
リズ: 今見ている人たちに、20歳で結婚するの勧める?
クレム: 誰にも勧めないけど、いいと思ったらするべきよ。
リズ: あなたの結婚生活は ↓ ダメだったのね。
クレム: そう思う。

(02:28)
リズ: 「Lの世界」のシーズン5に出演したわね。次のシーズンも出るのかみんな知りたいと思うんだけど。
クレム: 次のシ・・・。ええ。言っていいのかな。誰も言っちゃいけないって言っていないから・・・。 ええ、出るわ。

(02:42)
リズ: それは、ワクワクするわ。「Lの世界」のすべてのキャラクターの中で、モリーが私の一番のタイプなのよ。

(02:54)
リズ: 一番興味ある質問なんだけど、モリーとどのくらい似ているところがあるの?
クレム: ルックスはすごく似てる。それは当たり前よね。二人ともすごく頭がいいでしょ・・・ それに同じママ。変でしょ~。
リズ: そうよね。

(03:14)
リズ: シェーンと偽のセックスをするのはどうだった?
クレム: たぶん・・・ あー、(放送禁止用語だから) ここでは言えないわー。 それはそうと・・・
リズ: 何て言おうとしたのか、わたしに教えてくれる?
(ひそひそ話。)

(03:35)
リズ: これは今までで最高のインタビューだわ。ここで言ってもいいのよ。
クレム: えっとー、それは、特別で・・・ とってもラブリーで・・・ ここよりもっとホットだったわ。
リズ: ほんと? それって私よりシェーンのほうがホットだったってこと?
クレム: ちがう、ちがう・・・

(03:50)
リズ: ありがとう。それって・・・ わたしはホットだと思う? それともただこの部屋が暑い(ホット)ってこと?
クレム: 両方ともホットよ。
リズ: いい答えね。たしかにここは暑いわよね。

(04:01)
リズ: ドラマ「Lの世界」で、自分の母親が女の子とセックスするのを見るのって変な感じする?
クレム: わたしがそんなセックスシーンを見てるわけないじゃない。男とのセックスも、女とのセックスも、とにかくセックスシーンは見ないわよ。母親よ。うー。ママがベットに一緒に入っているだけでも、変な気持ちになっちゃう。
リズ: 終わった後とか?
クレム: 本当は一緒になって欲しいんだけど、私の心の中だけの夢だわ。

(04:29)
リズ: 誰と一緒になって欲しいの?
クレム: ママとジェーン・リンチ。わたしの夢なの。だけどママはレズビアンじゃないのよ。
リズ: でも演技は上手よね。
クレム: レズビアンを演じるのを楽しんでいたわ。でもレズビアンじゃないのよ。

(04:45)
リズ: シビル・シェパードのことがいろいろわかりますねー! 彼女はすごくいい探偵 (映画Moonlightingで、はまり役だった) だということは知っていたけど、レズビアンをやるのも上手ね。
クレム: でも残念ながら現実の世界では違うわ。
リズ: 現実の世界では違うか・・・
クレム: でも、気持ち的には・・・

(05:04)
リズ: お母さんに本当にレズビアンになって欲しいというファンタジーがあるんでしょ。
クレム: ママとジェーンの二人の関係って、撮影以外の時にもとっても自然で、すごくいい関係なのよ。でも残念ながらお互い興味はないみたい。

(05:22)
リズ: そう、じゃあ、あなたはジェーン・リンチにお父さんになってほしいのね。
クレム: そう。かなり。
リズ: かっこいいお父さんになれるわよね。
クレム: 彼女は最高よ。まだ覚えているんだけど、撮影が終わって初めてジェーンに会った時に、彼女は腕を開いて「さぁ、ダディのところにおいで。」って言ったわ。でも残念だけど、それが夢だったのに現実にはそうならないの。気持ちにケリをつけなくちゃならないわ。
リズ: 気持ちにケリをねぇ。じゃぁ、ここでつけてって。

(05:43)
リズ: 聞こうと思っていたんだけど、撮影を始めたときに、新入りに対するいたずらなんてあったの?
クレム: あったって言いたいんだけど、新入りに対するいたずらって何なのか知らないのよ。

(05:56)
リズ: あー、そう、それはね・・・  (ひそひそ話。)
クレム: それは何回もやられたわ。

■ This Just Out with Liz Feldman: Clementine Ford - Part 2

(00:09)
リズ: 撮影現場では誰が一番優しかったの?
クレム: それってキャストの中でってこと?
リズ: そう、キャストの中で。

(00:16)
クレム: それって難しいなぁ。だってケイト (シェーン役 = キャサリン・メーニッヒ) とわたしは一緒に撮影しなければならなかったのは明らかだし。それもお互い裸で。
リズ: そうよねぇ。
クレム: その場面を見ていない人のために・・・ “わたしたちは裸だったの!”

(00:25)
リズ: ドラマの中であなたとケイトはすごくいいカップルを演じたと思うんだけど。
クレム: Yeah.
リズ: あなたたち二人は本当に相性がいいと思ったわ。すごく本当のカップルみたいだったし、その裸の場面を見ていたときに、“本物のセックスみたい”って思っちゃったくらいだけど、あれって本番だったの?

(00:38)
クレム: そうよ。
リズ: えっ、本番だったの?
クレム: 「Lの世界」はポルノだもの。
リズ: あー、やっぱり。皮肉っぽく言ったけど、まじめに聞いたのよ。ポルノっぽかったわよね。

(00:50)
クレム: そうではないわ。わたしたちには、そうでもなかったけど・・・
リズ: あの時がはじめて女性とやったシーンだったんでしょ。

(01:02)
リズ: 自分の母親と一緒にセクシャルな番組に出るってどんな感じ?
クレム: ベッドでやってる最中にママが入ってきたときのシーンの撮影の当日、吐きそうなほど嫌で、ケイトのトレーラーの中に篭って泣きだしちゃいそうで、「どうすればいいの?」って感じだったんだけど、ママやアンジェラ・ロビンソンが来て肩をたたいてなだめてくれて、それからローズ、あのローズ・ローリンズじゃなくて、ローズ・トルシェやワードロープガール、メイクアップガール、ADまで、なにしろわたしが裸になっているのにみんな駆け込んできたのよ。わたしは服を全部脱いでトレーラーの床に横たわって、この裸で撮影すべきかどうか聞いたんだけど・・・

(01:45)
リズ: その日わたしはどこにいたんだろ?
クレム: そうしたら、みんなが “yes” だと言ってくれたので、そのママと共演する場面をなんとかやり遂げられたのよ。でも・・・

(01:55)
リズ: えっ、ちょっと待って。お母さんが入ってきたときにあなたは裸だったってわけね。わぉ。
クレム: そう、裸だし女性の頭がわたしの脚の間に入っていたときだったの。演じていたって、本当にやっている (あっ、失礼) わけじゃなくても、気持ちが混乱するわ。
リズ: 今の言葉(クレムの言った放送禁止用語)消しとくわ。

(02:15)
リズ: あと聞きたかったのは、髪の毛に触ってもいい?
クレム: いいけど。
リズ: あなたの髪が好きなんだけど。
クレム: 汗っぽいわよ。

(02:25)
リズ: トップのところが?
クレム: たぶんね。全部そうよ。
リズ: 思ったより太いのね。

(02:37)
リズ: 少し切ってもいい?
クレム: 嫌よー。明日仕事にいかなきゃならないし、サロンにもいかなきゃならないし。
リズ: 下のほうならいい?
クレム: だめよ。
リズ: 私のを切ってあげるから。(あなたのも頂戴。)
クレム: それっておかしいわよ。

(02:57)
リズ: お母さんと一緒にセックスショーをやるのもおかしいんじゃない? スピン・ザ・ボトル・ゲーム(Spin the bottle)をやってみない?
クレム: いいわよ。

(03:12)
リズ: このゲームってどうするんだっけ? 忘れちゃった。 ボトルが回って指した人に何かするんだっけ?

(まわりから チュッ、チュッする音) キスするんだよ!

(03:21)
リズ: ・・・・ ぎこちないわね。

(03:23)
リズ: “セブン・ミニッツ・イン・ヘヴン(7 minutes in heaven)” っていうゲームする?
  クレム: “セブン・ミニッツ・イン・ヘヴン” って何?
リズ: “セブン・ミニッツ・イン・ヘヴン” を知らないの?

  

(03:31)
リズ: “セブン・ミニッツ・イン・ヘヴン” って、帽子の中から名前を一つ取りだして、その名前の人と一緒にクローゼットの中に7分間入るんだけど、ショーだからうしろのカーテンのうしろに入るってどう?
クレム: OK.

(03:47)
リズ: じゃぁ、帽子頂戴。ここにみんなの名前があるから。じゃ、名前をピックアップして。
クレム:  変ねー。
リズ: わたしの名前ね。全部 “Liz(リズ)” って書いてあるのよ。

(04:09)
リズ: じゃぁ、7分間入る時間かしら。天国に行きましょう。明るくて天国(Heaven)みたいでしょ。行こう!

(二人でカーテンの後ろにこもる)
(しばらくモソモソした後、出てきて・・・)

(05:22)
クレム: 実はリバーシブルで、暑い日用なの。デオドラントが付いたら裏返しにできるし、前後ろにもできるの。小さく派手な色も付いてるのよ。

(05:43)
リズ: おっぱい見せてくれてありがとう。
クレム: あそこ触らせてくれてありがとう。

(06:01)
リズ: 最高のインタビューだったわ。クレメンタイン・フォード! いつもならハグをお願いするんだけど、今日はやめておくわ。来てくれてありがとう。
クレム: 今日はありがとう。
リズ: また来てね。
クレム: バーイ!

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