Lの世界の世界 - The L Word

The L Word

~「Lの世界」 の世界 ~ 

インタビュー: The CBS & Showtime 2009 Winter TCA Press Tour

By the article from Broadcasting & Cable
January 2009

The CBS & Showtime 2009 Winter TCA Press Tour

1月14日にロサンゼルスで行われた Television Critics Association press tour に、「Lの世界」のキャストたちが登場。ライター兼監督を務めるエグゼクティブ・プロデューサーのアイリーン・チェイケンをはじめ、ジェニファー・ビールスなどキャストたちが、ドラマシリーズやファンのこと、そしてもうすぐ始まる最終シーズンについて語ってくれた。

Q: Showtimeは、ジェニー殺害の謎を解いていくストーリーラインのティーザーで今度のシーズンの宣伝をしていますが、チェイケン氏が殺されてしまうキャラクターを決めた経緯は?

アイリーン・チェイケン: ジェニーがこの何年もの間に起こしてきたトラブルや、まわりの誰もがジェニーには腹を立ててきたっていう事実を踏まえてのこと。ジェニーは、嫌われやすく、人の怒りを買ってしまうキャラクターなので、それをストーリーラインに盛り込んだら関心を引くかなと思って。

Q: その殺人ミステリーの結末は、もしかしたらスピンオフにかかわっていくのですか?

アイリーン・チェイケン: 結末が直接スピンオフに繋がっていくというわけではないわ。その二つは別物でそれぞれ独立しているの。でもスピンオフがシリーズ化されていくなら、その時は、繋がっていくものになるでしょうね。

Q: 殺人ミステリーとなると、ドラマ全体の感じは変わるのでしょうか?

アイリーン・チェイケン: 殺人ミステリーがストーリーラインの主要部分を占めるわけではないの。今シーズンは、それぞれの人生、キャラクターのこと、そして相手との関係、といったようなことについて。だから全体の感じは変わらない。今までのように、人生や愛やキャリアを盛り込んだユーモアあるドラマになっているわ。いわゆる殺人ミステリーのストーリーラインは、いくつかのことに最終的なケリをつけてくれるのよ。私たちは最後の8エピソードを、私たちの知り尽くした愛すべきキャラクターたちに関するストーリーを伝えるために使いたかったの。

Q: シーズン6に出演するゲストスターは?

ルーシー・ローレス(Lucy Lawless)とエリザベス・バークレー(Elizabeth Berkley)。

Q: ドラマ『Lの世界』が盛り上がったのはいつだったのでしょう?

アイリーン・チェイケン: それはシーズン6よ。願わくば最高にハイになったところで終わりたい。

ジェニファー・ビールス: キャストたちはそれぞれに自信を持っているシーズンがあるわけだけど、わたしが自分自身の仕事っぷりを最も誇りに思えるのはシーズン2。それは、数多くのチャレンジを与えられたシーズンだったから。シーズン6では、ベビーを養子に迎えようとするところなんかが大好き。

心に残るファンとの交流

ジェニファー・ビールスは、最近カムアウトしたという16歳の女の子のことを涙ながらに語った。その女の子は、自殺することを真剣に考えていた時、ドラマ「Lの世界」が命を救ってくれたと話してくれたのだそうだ。 「正真正銘の自分でいることを色々な形で勇気付けてあげられることは素晴らしいこと。」 「わたし、大勢の観衆の前で泣いてしまう変な疾患があって・・・。」とジョークで交わしていた。

キャサリン・メーニッヒ:  「このドラマのすごいところは、忠実なファンがベースになっているところ。たとえストーリーラインにがっかりしたとしても、みんなそこで留まっていてくれるんだ。手紙をもらって、どんなに人生が変わったかと書かれているのを目にする時が、最も意味を見出せる瞬間。TVの力だね。強いメッセージを伝えられるドラマに出られて、本当に自分はラッキーだったと思う。

- 終 -

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