Lの世界の世界 - The L Word

The L Word

~「Lの世界」 の世界 ~ 

レポート&インタビュー: Lの世界 S5 プレミアパーティ - ロサンゼルス -

By BetteAndTinaForever article from L-word.com
January 2008

そして、レイチェルも中に行かなければならなかった。この素敵な女性たちのインタビューをしている間に、さらにキャストメンバーは到着していた。一人目は、 刑務所でヘレナと同じ監房に入る仲間、ダスティ役のルシア・ライカー(Lucia Rijker)。 彼女は何気なくそばを通り過ぎるところだったが、私が彼女だとわかると止まってくれて、いくつか質問に答えてくれた。

Q: いくつのエピソードに出演するんですか?

ルシア・ライカー: 3つだと思うわ。

Q: ヘレナの心を奪って、刑務所を出た後も一緒にいたいと思わせる役柄のようですね。あまり内容を明かさないで、そのことについてお話ししてもらえますか?

ルシア・ライカー: 何も言うことはないけど・・・ ただ短かかったということだけだわ。短かすぎたわ、たぶん。本当はあと3つのエピソードに出演するのを依頼されたのだけど、ヨーロッパのテレビと海外での契約があったの。残念なことだけど、ダスティはシーズン5で、もっと出るべきだったわね。シーズン6があったらそうしたいわ。

Q: では、もしシーズン6があるとしたら、また出演依頼がくると思いますか?

ルシア・ライカー: 依頼するべきでしょう。

Q: スケジュールが空いていたらということですね。

ルシア・ライカー: そうよ。

Q: 「Lの世界に」戻ってきたいですか?

ルシア・ライカー: 自分のスケージュールを空けるわ。だってダスティというキャラクターは、もっと出るべきだと思うの。彼女は迫力あるし、登場したら、もっと見たいとみんな思うでしょ。

Q:ええ、もっと見れたらいいと思います。最初のエピソードを見ましたが、見たところまで最高でしたよ。

ルシア・ライカー: ありがとう。

ジェニファー・ビールス

次はジェニファー・ビールス(Jennifer Beals)。彼女はすでに中の方へ行く途中だったが、私のために立ち止まってくれたので、一つだけ質問することができた。あっという間のことだったので、また私の脳みそは凍りつき、私が言えたことは・・・

Q: ジョディとベット、ティナとベット、どちらのほうが相性がいいと思いますか?

ジェニファー・ビールス: (私に微笑みかけながら)いじわるな女の子ねぇ。

彼女は歩き始めたが、まだ笑っている。私はジェニファー・ビールス(Jennifer Beals)にいじわるな女の子と呼ばれた。どうして彼女が言うと、なんでも褒め言葉に聞こえるのだろう。

ジェニファーが中に行ってしまうと、私の才覚は戻り、 パトリシア・ヴェラスケス(Patricia Velasquez)とエリザベス・キーナー(Elizabeth Keener)とアリシア・レイ・ウィリス(Alicia Leigh Willis)に話しかけた。

Q: “ハムナプトラ/失われた砂漠の都(The Mummy)” と “ ハムナプトラ2/黄金のピラミッド (The Mummy Returns)” を見ましたけど、とてもよかったです。そんなあなたが、今度「Lの世界」のキャラクターの一人を演じるなんてとても楽しみなのですが、そのキャラクターについて少し教えてもらえますか? “映画の中の映画”のストーリー内で、カリーナを演じるベゴニアの役ですよね。カリーナとは実際マリーナの。

パトリシア・ヴェラスケス: 少々複雑なのよね。初めのうちは、「誰が誰だか、まったくわからない」みたいな感じだったけど、理解してきたわ。何がベゴニアを少し変わっているようにしているかというと、それは彼女がすごく誠実だということ。彼女はフリーセックスを正当化していないし、ただ本当に本物の恋愛関係を信じているの。同性愛者なら誰とでも寝なければならないからではないわ。一番重要な点は、彼女は家族を大事にする女の子で、とっても誠実な女の子とだということ。

Q: ドラマの短いプレビューを見ました。ジェニーの映画の撮影シーンで、あなたとニッキ演じるケイト(Kate French)が、「私はコーヒーを飲まない。」というシーンをやっていましたね。そのプレビューの中で、セットで実際起こったことを少々大げさにしてそのシーンを作ったとおしゃってましたが、それについては?

パトリシア・ヴェラスケス: 私はカリーナではないでしょ。何がおこったのかはっきりと知らないけれど、色々な話が聞こえたの。時々みんなは私のことを後ろから見て、おそらくジェニーがやってきて、「ドキドキするわ。だって後姿が彼女そっくりなんだもの。」って言ったんだと思う。

Q: ええ、少し彼女に似ていますね。それから、アクセントのせいか声も似ていますよ。カリーナのほうが少し低いけど。

パトリシア・ヴェラスケス: だけど私たちは、二人の異なった人間よ。ドラマが終わりに近づくにつれて明らかになると思うわ。少し複雑だけど、基本的にどの名前も二人の人間がいることを一度理解したら、それでOKよ。

Q: 最後の質問です。女優を演じている女優は、“映画の中の映画”のストーリーラインでしか登場しないため、いくつかのエピソードのみ登場して、それで終わってしまうと聞きましたが、あなたのキャラクターは、もう少し残ると思いますか?

パトリシア・ヴェラスケス: そうだと思うわ。

Q: では、シーズン6があるなら、また出演すると思いますか?

パトリシア・ヴェラスケス: 十中八九そうだと思うわ。

エリザベス・キーナー(Elizabeth Keener)とアリシア・レイ・ウィリス(Alicia Leigh Willis)が、ほとんど次々に通り過ぎた。彼女たちは最近インタビューしたばかりなので、今回は少ししか質問をしなかった。しかし、私がインタビューを始める前に、エリザベスは他の誰かと話していて、彼女がシーズンの間中使っていた「ハーイ、私はドーン・デンボ。そしてこちらが私の恋人、シンディ。」というフレーズの実態を明かしていた。私はプロダクションの注釈を読んでいたので、エリザベスとアリシアのキャラクターについては少しわかっていた。そんなわけで、だいたい同じような質問をしてみた。

Q: あなたのキャラクターは、悪役かヒーロー、どちらだと思いますか。

エリザベス・キーナー: キャラクター自身は自分のことを悪役だと思っていないのだろうけど、他のみんなはそう思うでしょうね。憎らしいけど好きだという代わりに、愛するのは嫌いだと言ってしまうタイプのキャラクターの一人でしょ。でもきっとみんな、「彼女、いいわね。だけどどうして?」みたいになるわよ。

Q: 何人のキャラクターがあなたに関わってくるのですか? シェーンとのシーンが多いのは知っているけど。

エリザベス・キーナー: 全員よ。でも実際、全員と私のシーンって一回きりよ。ある時、彼女たちとちょっとした対立になるのよ。

Q: 「Lの世界」へようこそ。では、シーズン6があるなら、ドーンはまた出演すると思いますか?

エリザベス・キーナー: ええ、そのキャラクターが終わるストーリーで、でると思うわ。

そして次は、アリシア・レイ・ウィリス(Alicia Leigh Willis)。

Q: あなたのキャラクターは、悪役かヒーロー、どちらだと思いますか。

アリシア・レイ・ウィリス: 彼女は戸惑っているんだと思う。彼女には悪役とヒーローの両面があると思うの。自分らしさを見つけて自分がだれなのか答えを出そうとしているけれども、その両面をわざと演じているようなところもあるかもしれない。(笑) きっとシーズンの最後には、彼女自身答えを見つけると思うけど、それまで見守っていてね。

Q: 一緒に出演している人たちの中で、好きなキャストメンバーは誰ですか?

アリシア・レイ・ウィリス: うーん、それって難しいわ。みんな素晴らしいのよ。選べないわ。でもエリザベス・キーナーとはとても親しかったということは、言わざるをえないわね。彼女とは一緒のシーンが多かったから。実際彼女のこと、大好きなのよ。素晴らしい人よ。

Q: もしシーズン6があるとしたら、シンディは戻ってくるでしょうか?

アリシア・レイ・ウィリス: そうなって欲しいわ。でも誰にもわからないことよ。

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