(0:05)
マックスとトムの関係について教えてくれる?
ダニエラ: 昨シーズンの終わりに、マックスは、マーリー・マトリン演じるキャラクター、ジョディの手話通訳をしているゲイの男性と付き合い始めたんだ。彼の名前がトム。トムは、マックスに最初魅かれた時、マックスのことを男性だと思っていたから、まわりのみんながマックスは元は女性だったことをトムに教えたんだよ。それで、はじめはマックスに興味がなくなっちゃったような感じだったけど、最終的にマックスと一緒にいたいと結論を出したのさ。それから一緒にいるようになったんだ。
(0:49)
今シーズン、マックスはどんな驚くようなことに直面するの?
ダニエラ: 今シーズン、マックスには、いくつかのチャレンジがある。やっと男として見られるようになってね。ゲイの男性と付き合い、男同士の関係を築くことで、それまでにないくらい男になった気になれるんだ。マックスは男になった感触を持ち、男としてこの世で生き、本当に心地よくなり、これこそが本来の自分なんだと思えるんだよ。そして、それからあることが起きるんだ。マックスが本来、生物学的には女性だったが故の出来事なんだけど、まったくもってショックを受けてしまう。その出来事を節目として、そこからバラバラになっていくストーリーは、かなり胸が張り裂ける思いだし、また奮い立たせてくれるものでもある。すべてがそこにあるよ。ここでまたジェンダーに関することを大きく取り上げているけれども、今まで見たことがない内容だよ。
(1:49)
マックスが妊娠するってわかった時のあなたの反応は?
ダニエラ: すごくワクワクしちゃった。1年も前から願っていたことだから。トレーラーの中とかでも、「マックスが妊娠するストーリーなんて、最高じゃない。」って、話したりしていたよ。でも実は実際にあった話で、オレゴンに住むマックスのような男性がオプラ (Oprah) のショーに出演したんだ。誰もが彼のことを、妊娠した男って呼んでいたけど、彼はトランスジェンダーの男性で、彼の奥さんというかパートナーと、妊娠することを決心したということだった。それは春に報道されたよ。
(2:17)
ダニエラ: このことが報道される前からプロデューサーたちは、このテーマをやろうと決めていたことは知っていたけど、それでも今回、私はワクワクした。だって、私ってみんなの予想をいつもひっくり返しているし、マックスは、毎年そんな感じでしょう。何か新しいことが起きても、次のいいステップだったと思うよ。プロデューサーたちが、恐れないでこのストーリーを取り上げてくれたことを嬉しく思う。
(2:39)
現実的に、マックスのように性転換した人が妊娠するのは可能なの?
ダニエラ: 知っている限りでは、ホルモンを摂るのを止めると妊娠しやすいということらしい。マックスは、ホルモンを摂るのを止めなかった。ローズ・トローシェ(プロデューサー)や何人かの人とも話しをしたけど、彼らがリサーチしたところ、思いもかけず妊娠するのは実際可能であると。おそらく、彼らはいっぱいやることやったんだろうし、マックスはまさに妊娠しやすい年頃だったからじゃないかな。20代後半ってまさに妊娠しやすいよね。だからおかしくないんじゃないかな。はじめは、「本当にそれって可能なの?」って感じで、マックスはホルモンを摂るのを止めていなかったから、本当に可能なことなのか疑問に思ったけど、そういうことみたいだ。
(3:22)
マックスは自分のおかれた複雑な状況をどのように受け止めたのか?
ダニエラ: マックスはいろいろな感情を抱えていたと思うよ。その大部分を占めていたのが、彼の望んでいたことではなかったということだと思うけど、これにはちょっと驚いたな。だって、マックスはスウィートで思いやりがあって優しくて、子供好きなのに・・・。マックスはシェーンの弟のことをかわいがっていたでしょ。でも結局は、彼のジェンダーの正体がわからなくなって混乱しちゃったってところなのだと思う。だってやっと自分自身の身体に違和感がなくなって、快適に暮らし、恋をし、そのままスムーズにいくと思っていたのに、突然すべてがひっくり返っちゃうんだもの。
(4:04)
今シーズン、どのストーリーラインの展開を見るのが楽しみ?
ダニエラ: ベットとティナのシーンが大好き。いつもそう。私にはエキサイティング。例えばベットとティナが、昔ながらの考えをもったファミリーを訪れるところなんか好き (養子の話を進めるシーン)。そこの娘さんはベットとティナのことを、素晴らしい両親になると思ってくれたのに、正統派的な考えが渦巻くファミリーでは、結局最後は、偏見やその親のコントロールがあったりして。よくあることだよね。本能の赴くまま人と交流を図るのか、社会のしがらみにしばられて決断するのか、どちらかを選ばなくちゃならないって。子供を養子に出すのに、正しい選択だと思ってベットとティナを選んだのに、自分のファミリーや両親と波風を立たせないほうの決断をしてしまったその娘さんみたいにさ。