『Lの世界』 の世界 - the L word   LAのウエストハリウッドを舞台にしたお洒落で知的な女性たちが織りなすレズビアンの世界。
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シーズン6 Video Podcasts インタビュー 2
 
ケイト・メーニッヒ (Kate Moennig)
 
 
 

(0:05)
なぜジェニーとシェーンは、あれほど深い絆をもてたのか?

ケイト: 実際世の中にもそういう人たちっているでしょ。あなたの周りにも、訳もなくただ深ーい絆で結ばれているっていう人たちが。そんなに難しく考えたくないんだけど、前世で一緒だったとか・・・、そんな感じでいいんじゃないかな。 ただ明らかに言えるのは、相性がいいということ。それと、お互いどう息があっているかというところじゃないかな。

(0:35)
最初からこの二人の友情の裏側に何か意図のようなものがあったかどうかはわからないけど、結局そうなったんだね。

(0:46)
『ジェニーとシェーン』 というカップルを言葉で表現してみてください。

ケイト: 健康的。 冗談だよ。 それからはほど遠いね。 複雑。 いろんなことがあった。 前回のシーズンでは、この二人がどういう方向に向かっていくのか、どう意思の疎通をはかるのか、そしてお互い、相手のために何をしてあげたいのか、といったところを描いていたよね。

(1:08)
今回、ミア・カーシュナーと競演するのはどんな感じでしたか? 今シーズンでは、あなたの演じるシェーンとロマンスの花を咲かせますが。

ケイト: 初めてキスをした時のことだけど、こんなに近くに寄り添うシーンさえ6,7回撮り直ししたんだよ。その後少ししたら、自然になれたけどね。でもそんな風に思えるようになることさえ大変だった。その日の撮影現場は一日が長く感じられたほど。クルーは、根気強く待っていてくれたよ。簡単なことではないさ。親友にキスするようなものなんだよ。そんな気軽にできることじゃない。8年間、あ、失礼、6年間もその人のことを知っているのに、演技というやらせの状況の中で、突然親密な関係にならなきゃならないんだよ。 その場がどうであれ、やらなきゃならないんだよ。

(1:47)
シェーンがジェニーを殺す理由は? (注意: 殺したとは言っていません。)

ケイト: この6年の間、見てきたシェーンの中で、今回は一番弱いシェーンだね。ジェニーと穏やかさを保つために自分を抑えてきたんだと思うよ。これが理にかなうなら、最後にはうんざりしちゃったんだね。

(2:14)
今シーズンで好きなストリーラインは何?

ケイト: アリスとターシャ、そして今シーズンの新しいキャラクター、ジェイミーのストーリーライン。つまり、アリスとターシャというカップルが、3人目として現れた人にどう対処していくかというところ。突然三角関係が訪れる。この3人の恋模様なんだけど、カップルである二人がそれぞれ、目の前に現れた人に恋しちゃうの。現実的なことだよね。よくあることだもの。みんなだってこれを見たら、私にもあり得るわ、って言っていると思うよ。アリスとターシャに起こったそんなようなことがね。

 
 
パム・グリア (Pam Grier)
 
 
 

(0:05)
今シーズン、一番興味深いところは?

パム: 実に多くのストーリーがあるのよ。とくにいくつかのストーリーは、宗教や文化について考えさせられたわ。個々の能力や潜在的可能性をそれぞれが異なった小さな完結した世界である私たちのグループの中で、探求し表現できたかなと思う。それから、いろいろな愛の形があるということもね。3人では、2人では、1人では、バイだったら、ホモだったら、ストレートでは、ゲイでは、、、 という具合に。今シーズンでは、社会的なことか精神的なことかにかかわらず、そういったことに触れているわ。私たちが探求したのは、内面のストーリーだけではないのよ。もちろんそれは、素晴らしいガイドラインであり、青写真ではあったけれども、私たちが探求しているのは、新たな革命であり、新しい関係。

(1:06)
今シーズン、キットにはどんなことが起こるの?

パム: 女性マフィアって呼んでるんだけど、(前シーズンでは)そんな二人の女性が街にやってきてキットとプラネットを潰そうとしたわ。彼女たちといろいろあったわけだけど、今度キットとヘレナはパートナーになるのよ。二人はかなり親密でお互いのことをすごく思いやるから愛し合うパートナーって思われがちだけど、そういう意味ではなくてね。ヘレナは新しいクラブを買取り、プラネットを取り戻してくれ、キットのビジネスパートナーになるの。すごくいいストーリー。朝のプラネットと夜のクラブを所有し、家族や友人たちが集うのにとってもいい場所になる。2人はプラネットをシックなクラブに改装。ちょっと行きたくなるようなリッチでエキゾティックなクラブにね。ファブリック、ミュージック、ドリンク、インセンスでハイソな感じだし、とってもエキゾティック。そう、素晴らしい場所なのよ。

(2:10)
キットとヘレナの関係を言葉で表現すると?

パム: キットは以前、ヘレナと同じような状態の時があったの。心が病んでいて、孤独を感じ、理解してくれる人がいなくて、アルコール中毒者更生会に参加しても、飲んでしまってね。お酒が落ち着かせてくれたし、お酒が友達だった。そして今度はヘレナがお酒を飲むようになってしまう。彼女の心は病み、それまでやってきたことにケリをつけようとしてね。キットはそんな彼女を理解してあげるの。自分がそうだった時、いつもボトルに手を出していたわけではないけど、頭の中ではほとんど酔っ払っていたようなもの。振り返って、自分は何をしているのか、何をしてきたのか、間違った情報で判断していたのか、自分はいったい誰なのか、自分の身に何が降りかかってくるのか、、、 って、ちょっと脱線しちゃったりするのよ。みんなそうでしょ。誰だって脱線しちゃうのよ。脱線せずにいられる人なんかいない。この現代におけるストレス、仕事、家庭、病気、政治的なこと、こういったすべてのことの中で、脱線せずにいるなんて不可能なこと。そんなわけで、二人は親友になるの。ヘレナは裕福で、特権もあり、信じられないほどのお金持ちという、そんな出身であるけれども、キットみたいに本音を言えたり、親身になって話を聞いてくれる友人をそれまで持ったことがなかったんだと思う。

 
 
レイチェル・シェリー (Rachel Shelly)
 
 
 

(0:05)
今シーズン、キットとヘレナのパートナーシップはいかに?

レイチェル: いい感じよ。私たちは一緒にクラブHITを立ち上げて、もちろんのことだけど大成功。それからプラネットも一緒に経営するの。ドラマは主にクラブHITで進行していくから、プラネットでのシーンは、HITでのシーンほどはないんだけど。ビジネスはうまくいくけど、ヘレナは今シーズン問題があってね。ある種の中毒になりかけるんだけど、、、 そうアルコール依存症になりそうな勢い。そしてキットが、そんなヘレナを助けてくれる一番の友人。

(0:45)
ヘレナとディランのストーリーラインは、今シーズンどう展開していくのか?

レイチェル: かなりいい展開。映画 『カサブランカ』 のイメージを出したかったの。 “don't ever play that song again, it just reminds me of.... (映画カサブランカの中のセリフ)” というようなセリフを実際言ったシーンがあるのだけど、 “all the gin joints and the... (映画カサブランカの中の名セリフ)” って言いそうになっちゃったりしたわ。言わなかったけどね、、、。 とにかく、、、 アレクサンドラ・ヘディソン演じるディランが、ヘレナのクラブだって知らずにHITに入ってくるの。ヘレナはディランを見て、開いた口がふさがらず、何が起きてどうなっていくのか見当がつかないの。そしてディランは、ヘレナに信じてもらえるよう説得しようとするわけだけど、かなりドラマティックな内容よ。

(1:37)
今シーズン、一番ワクワクする見どころは?

レイチェル: ジェニーが何をしでかすのか常に興味があるわ。だって特に今シーズン、彼女ハンパじゃないから。ジェニーが次に何をやらかすのかなんて想像もつかないんだけど、面白いことにみんなのストーリーラインが繋がっている感じ。そして最終エピソードで、すべてのストーリーラインがジェニーを軸に展開して終結するのよ。ジェニーのクレイジーさにはいつも興味をそそられる。今週彼女はどんなことをするのかとか、誰に間違ったことを言ってしまうのかとか。はたから見ている分にはエンターテイメントだけど、当事者だったら一大事だわね。

 
 
ダニエラ・シー (Daniela Sea)
 
 
 

(0:05)
マックスとトムの関係について教えてくれる?

ダニエラ: 昨シーズンの終わりに、マックスは、マーリー・マトリン演じるキャラクター、ジョディの手話通訳をしているゲイの男性と付き合い始めたんだ。彼の名前がトム。トムは、マックスに最初魅かれた時、マックスのことを男性だと思っていたから、まわりのみんながマックスは元は女性だったことをトムに教えたんだよ。それで、はじめはマックスに興味がなくなっちゃったような感じだったけど、最終的にマックスと一緒にいたいと結論を出したのさ。それから一緒にいるようになったんだ。

(0:49)
今シーズン、マックスはどんな驚くようなことに直面するの?

ダニエラ: 今シーズン、マックスには、いくつかのチャレンジがある。やっと男として見られるようになってね。ゲイの男性と付き合い、男同士の関係を築くことで、それまでにないくらい男になった気になれるんだ。マックスは男になった感触を持ち、男としてこの世で生き、本当に心地よくなり、これこそが本来の自分なんだと思えるんだよ。そして、それからあることが起きるんだ。マックスが本来、生物学的には女性だったが故の出来事なんだけど、まったくもってショックを受けてしまう。その出来事を節目として、そこからバラバラになっていくストーリーは、かなり胸が張り裂ける思いだし、また奮い立たせてくれるものでもある。すべてがそこにあるよ。ここでまたジェンダーに関することを大きく取り上げているけれども、今まで見たことがない内容だよ。

(1:49)
マックスが妊娠するってわかった時のあなたの反応は?

ダニエラ: すごくワクワクしちゃった。1年も前から願っていたことだから。トレーラーの中とかでも、「マックスが妊娠するストーリーなんて、最高じゃない。」って、話したりしていたよ。でも実は実際にあった話で、オレゴンに住むマックスのような男性がオプラ (Oprah) のショーに出演したんだ。誰もが彼のことを、妊娠した男って呼んでいたけど、彼はトランスジェンダーの男性で、彼の奥さんというかパートナーと、妊娠することを決心したということだった。それは春に報道されたよ。

(2:17)
ダニエラ: このことが報道される前からプロデューサーたちは、このテーマをやろうと決めていたことは知っていたけど、それでも今回、私はワクワクした。だって、私ってみんなの予想をいつもひっくり返しているし、マックスは、毎年そんな感じでしょう。何か新しいことが起きても、次のいいステップだったと思うよ。プロデューサーたちが、恐れないでこのストーリーを取り上げてくれたことを嬉しく思う。

(2:39)
現実的に、マックスのように性転換した人が妊娠するのは可能なの?

ダニエラ: 知っている限りでは、ホルモンを摂るのを止めると妊娠しやすいということらしい。マックスは、ホルモンを摂るのを止めなかった。ローズ・トローシェ(プロデューサー)や何人かの人とも話しをしたけど、彼らがリサーチしたところ、思いもかけず妊娠するのは実際可能であると。おそらく、彼らはいっぱいやることやったんだろうし、マックスはまさに妊娠しやすい年頃だったからじゃないかな。20代後半ってまさに妊娠しやすいよね。だからおかしくないんじゃないかな。はじめは、「本当にそれって可能なの?」って感じで、マックスはホルモンを摂るのを止めていなかったから、本当に可能なことなのか疑問に思ったけど、そういうことみたいだ。

(3:22)
マックスは自分のおかれた複雑な状況をどのように受け止めたのか?

ダニエラ: マックスはいろいろな感情を抱えていたと思うよ。その大部分を占めていたのが、彼の望んでいたことではなかったということだと思うけど、これにはちょっと驚いたな。だって、マックスはスウィートで思いやりがあって優しくて、子供好きなのに・・・。マックスはシェーンの弟のことをかわいがっていたでしょ。でも結局は、彼のジェンダーの正体がわからなくなって混乱しちゃったってところなのだと思う。だってやっと自分自身の身体に違和感がなくなって、快適に暮らし、恋をし、そのままスムーズにいくと思っていたのに、突然すべてがひっくり返っちゃうんだもの。

(4:04)
今シーズン、どのストーリーラインの展開を見るのが楽しみ?

ダニエラ: ベットとティナのシーンが大好き。いつもそう。私にはエキサイティング。例えばベットとティナが、昔ながらの考えをもったファミリーを訪れるところなんか好き (養子の話を進めるシーン)。そこの娘さんはベットとティナのことを、素晴らしい両親になると思ってくれたのに、正統派的な考えが渦巻くファミリーでは、結局最後は、偏見やその親のコントロールがあったりして。よくあることだよね。本能の赴くまま人と交流を図るのか、社会のしがらみにしばられて決断するのか、どちらかを選ばなくちゃならないって。子供を養子に出すのに、正しい選択だと思ってベットとティナを選んだのに、自分のファミリーや両親と波風を立たせないほうの決断をしてしまったその娘さんみたいにさ。

 
 
 
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