Lの世界の世界 - The L Word

The L Word

~ 「Lの世界」 の世界 ~

インタビュー: シーズン6 Video Podcasts 3

シーズン6に関するキャストインタビュー動画。 パム・グリア、レイチェル・シェリー、ダニエラ・シー。

■ パム・グリア

(0:05)
今シーズン、一番興味深いところは?

(0:10)
パム: 実に多くのストーリーがあるのよ。とくにいくつかのストーリーは、宗教や文化について考えさせられたわ。個々の能力や潜在的可能性をそれぞれが異なった小さな完結した世界である私たちのグループの中で、探求し表現できたかなと思う。それから、いろいろな愛の形があるということもね。3人では、2人では、1人では、バイだったら、ホモだったら、ストレートでは、ゲイでは、、、 という具合に。今シーズンでは、社会的なことか精神的なことかにかかわらず、そういったことに触れているわ。私たちが探求したのは、内面のストーリーだけではないのよ。もちろんそれは、素晴らしいガイドラインであり、青写真ではあったけれども、私たちが探求しているのは、新たな革命であり、新しい関係。

(1:06)
今シーズン、キットにはどんなことが起こるの?

(1:11)
パム: 女性マフィアって呼んでるんだけど、(前シーズンでは)そんな二人の女性が街にやってきてキットとプラネットを潰そうとしたわ。彼女たちといろいろあったわけだけど、今度キットとヘレナはパートナーになるのよ。二人はかなり親密でお互いのことをすごく思いやるから愛し合うパートナーって思われがちだけど、そういう意味ではなくてね。ヘレナは新しいクラブを買取り、プラネットを取り戻してくれ、キットのビジネスパートナーになるの。すごくいいストーリー。朝のプラネットと夜のクラブを所有し、家族や友人たちが集うのにとってもいい場所になる。2人はプラネットをシックなクラブに改装。ちょっと行きたくなるようなリッチでエキゾティックなクラブにね。ファブリック、ミュージック、ドリンク、インセンスでハイソな感じだし、とってもエキゾティック。そう、素晴らしい場所なのよ。

(2:10)
キットとヘレナの関係を言葉で表現すると?

(2:15)
パム: キットは以前、ヘレナと同じような状態の時があったの。心が病んでいて、孤独を感じ、理解してくれる人がいなくて、アルコール中毒者更生会に参加しても、飲んでしまってね。お酒が落ち着かせてくれたし、お酒が友達だった。そして今度はヘレナがお酒を飲むようになってしまう。彼女の心は病み、それまでやってきたことにケリをつけようとしてね。キットはそんな彼女を理解してあげるの。自分がそうだった時、いつもボトルに手を出していたわけではないけど、頭の中ではほとんど酔っ払っていたようなもの。振り返って、自分は何をしているのか、何をしてきたのか、間違った情報で判断していたのか、自分はいったい誰なのか、自分の身に何が降りかかってくるのか、、、 って、ちょっと脱線しちゃったりするのよ。みんなそうでしょ。誰だって脱線しちゃうのよ。脱線せずにいられる人なんかいない。この現代におけるストレス、仕事、家庭、病気、政治的なこと、こういったすべてのことの中で、脱線せずにいるなんて不可能なこと。そんなわけで、二人は親友になるの。ヘレナは裕福で、特権もあり、信じられないほどのお金持ちという、そんな出身であるけれども、キットみたいに本音を言えたり、親身になって話を聞いてくれる友人をそれまで持ったことがなかったんだと思う。

■ レイチェル・シェリー

(0:05)
今シーズン、キットとヘレナのパートナーシップはいかに?

(0:10)
レイチェル: いい感じよ。私たちは一緒にクラブHITを立ち上げて、もちろんのことだけど大成功。それからプラネットも一緒に経営するの。ドラマは主にクラブHITで進行していくから、プラネットでのシーンは、HITでのシーンほどはないんだけど。ビジネスはうまくいくけど、ヘレナは今シーズン問題があってね。ある種の中毒になりかけるんだけど、、、 そうアルコール依存症になりそうな勢い。そしてキットが、そんなヘレナを助けてくれる一番の友人。

(0:45)
ヘレナとディランのストーリーラインは、今シーズンどう展開していくのか?

(0:50)
レイチェル: かなりいい展開。映画 『カサブランカ』 のイメージを出したかったの。 “don't ever play that song again, it just reminds me of.... (映画カサブランカの中のセリフ)” というようなセリフを実際言ったシーンがあるのだけど、 “all the gin joints and the... (映画カサブランカの中の名セリフ)” って言いそうになっちゃったりしたわ。言わなかったけどね、、、。 とにかく、、、 アレクサンドラ・ヘディソン演じるディランが、ヘレナのクラブだって知らずにHITに入ってくるの。ヘレナはディランを見て、開いた口がふさがらず、何が起きてどうなっていくのか見当がつかないの。そしてディランは、ヘレナに信じてもらえるよう説得しようとするわけだけど、かなりドラマティックな内容よ。

(1:37)
今シーズン、一番ワクワクする見どころは?

(1:42)
レイチェル: ジェニーが何をしでかすのか常に興味があるわ。だって特に今シーズン、彼女ハンパじゃないから。ジェニーが次に何をやらかすのかなんて想像もつかないんだけど、面白いことにみんなのストーリーラインが繋がっている感じ。そして最終エピソードで、すべてのストーリーラインがジェニーを軸に展開して終結するのよ。ジェニーのクレイジーさにはいつも興味をそそられる。今週彼女はどんなことをするのかとか、誰に間違ったことを言ってしまうのかとか。はたから見ている分にはエンターテイメントだけど、当事者だったら一大事だわね。

■ ダニエラ・シー

(0:05)
マックスとトムの関係について教えてくれる?

(0:10)
ダニエラ: 昨シーズンの終わりに、マックスは、マーリー・マトリン演じるキャラクター、ジョディの手話通訳をしているゲイの男性と付き合い始めたんだ。彼の名前がトム。トムは、マックスに最初魅かれた時、マックスのことを男性だと思っていたから、まわりのみんながマックスは元は女性だったことをトムに教えたんだよ。それで、はじめはマックスに興味がなくなっちゃったような感じだったけど、最終的にマックスと一緒にいたいと結論を出したのさ。それから一緒にいるようになったんだ。

(0:49)
今シーズン、マックスはどんな驚くようなことに直面するの?

(0:54)
ダニエラ: 今シーズン、マックスには、いくつかのチャレンジがある。やっと男として見られるようになってね。ゲイの男性と付き合い、男同士の関係を築くことで、それまでにないくらい男になった気になれるんだ。マックスは男になった感触を持ち、男としてこの世で生き、本当に心地よくなり、これこそが本来の自分なんだと思えるんだよ。そして、それからあることが起きるんだ。マックスが本来、生物学的には女性だったが故の出来事なんだけど、まったくもってショックを受けてしまう。その出来事を節目として、そこからバラバラになっていくストーリーは、かなり胸が張り裂ける思いだし、また奮い立たせてくれるものでもある。すべてがそこにあるよ。ここでまたジェンダーに関することを大きく取り上げているけれども、今まで見たことがない内容だよ。

(1:49)
マックスが妊娠するってわかった時のあなたの反応は?

(1:54)
ダニエラ: すごくワクワクしちゃった。1年も前から願っていたことだから。トレーラーの中とかでも、「マックスが妊娠するストーリーなんて、最高じゃない。」って、話したりしていたよ。でも実は実際にあった話で、オレゴンに住むマックスのような男性がオプラ (Oprah) のショーに出演したんだ。誰もが彼のことを、妊娠した男って呼んでいたけど、彼はトランスジェンダーの男性で、彼の奥さんというかパートナーと、妊娠することを決心したということだった。それは春に報道されたよ。

(2:17)
ダニエラ: このことが報道される前からプロデューサーたちは、このテーマをやろうと決めていたことは知っていたけど、それでも今回、私はワクワクした。だって、私ってみんなの予想をいつもひっくり返しているし、マックスは、毎年そんな感じでしょう。何か新しいことが起きても、次のいいステップだったと思うよ。プロデューサーたちが、恐れないでこのストーリーを取り上げてくれたことを嬉しく思う。

(2:39)
現実的に、マックスのように性転換した人が妊娠するのは可能なの?

(2:44)
ダニエラ: 知っている限りでは、ホルモンを摂るのを止めると妊娠しやすいということらしい。マックスは、ホルモンを摂るのを止めなかった。ローズ・トローシェ(プロデューサー)や何人かの人とも話しをしたけど、彼らがリサーチしたところ、思いもかけず妊娠するのは実際可能であると。おそらく、彼らはいっぱいやることやったんだろうし、マックスはまさに妊娠しやすい年頃だったからじゃないかな。20代後半ってまさに妊娠しやすいよね。だからおかしくないんじゃないかな。はじめは、「本当にそれって可能なの?」って感じで、マックスはホルモンを摂るのを止めていなかったから、本当に可能なことなのか疑問に思ったけど、そういうことみたいだ。

(3:22)
マックスは自分のおかれた複雑な状況をどのように受け止めたのか?

(3:27)
ダニエラ: マックスはいろいろな感情を抱えていたと思うよ。その大部分を占めていたのが、彼の望んでいたことではなかったということだと思うけど、これにはちょっと驚いたな。だって、マックスはスウィートで思いやりがあって優しくて、子供好きなのに・・・。マックスはシェーンの弟のことをかわいがっていたでしょ。でも結局は、彼のジェンダーの正体がわからなくなって混乱しちゃったってところなのだと思う。だってやっと自分自身の身体に違和感がなくなって、快適に暮らし、恋をし、そのままスムーズにいくと思っていたのに、突然すべてがひっくり返っちゃうんだもの。

(4:04)
今シーズン、どのストーリーラインの展開を見るのが楽しみ?

(4:09)
ダニエラ: ベットとティナのシーンが大好き。いつもそう。私にはエキサイティング。例えばベットとティナが、昔ながらの考えをもったファミリーを訪れるところなんか好き (養子の話を進めるシーン)。そこの娘さんはベットとティナのことを、素晴らしい両親になると思ってくれたのに、正統派的な考えが渦巻くファミリーでは、結局最後は、偏見やその親のコントロールがあったりして。よくあることだよね。本能の赴くまま人と交流を図るのか、社会のしがらみにしばられて決断するのか、どちらかを選ばなくちゃならないって。子供を養子に出すのに、正しい選択だと思ってベットとティナを選んだのに、自分のファミリーや両親と波風を立たせないほうの決断をしてしまったその娘さんみたいにさ。

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