米国でシーズン4の放映が終わった頃のケイトとレイシャの Q&A Podcast Part 1。二者択一問題に始まり、アリスとシェーンの友情のバックグランドのことから、はたまた二人の老後のことまで。
■ Katherine Moennig & Leisha Hailey Podcast Part 1
(0:11)
キャサリン・メーニッヒ (以下ケイト): あーっぅ! 何やってんの?
レイシャ・ヘイリー (以下レイシャ): あっ、おはよう。
ケイト: ほらレイシャの腕が・・・.
レイシャ: あ、ハーイ。
(0:24)
レイシャ: やだ、私たちはただの友達よ。
ケイト: 寝ている間に、私の手に持たせたの?
レイシャ: うん。オーケー。 さぁ、仕事、仕事、仕事。
(0:37)
レイシャ: ケイトが最初やる?
ケイト: レイシャが先やって。
レイシャ: そう?
(0:42)
レイシャ: 次の二つから選ぶとしたらどっちを選ぶ? じゃあ、まず訊こうか?
ケイト: 代わる代わるやろうよ。最初に訊いて。
(0:51)
レイシャ: OK。 「ビール」か「ワイン」、どっち?
ケイト: ビール。 「ビール」か「ワイン」、どっち?
レイシャ: ワイン。
ケイト: ワイン? あーそうだよね。 あー、これいいねぇ。
レイシャ: もっとビール飲まなきゃ。
ケイト: ちがうよ、これ見てるの。
(1:05)
レイシャ: OK。ケイトが訊く番だよ。
ケイト: OK。あ、これいい質問だ。 「ティナ」か「ジョディ」、どっち?
レイシャ: 「ティナ」。
ケイト: 同感。私も「ティナ」。
(1:17)
レイシャ: 「スパゲッティ」か「ピザ」、どっち?
ケイト: 「スパゲッティ」。
レイシャ: 私も。
ケイト: ほんと? そうだよね。そんなにピザ食べないもんね。
(1:27)
レイシャ: 「テレビ」か「映画」、どっち?
ケイト: 「映画」。
レイシャ: 「テレビ」。
ケイト: テレビのほうなの? OK。
(1:30)
レイシャ: 50年後シェーンはどんな人になっている? 「もう落ち着いちゃっているのか」、それとも「まだ遊んでいるのか」? これおかしいよね。
ケイト: シェーンは・・・、低所得者用老人ホームに住んでいると思う。
レイシャ: (皮肉っぽく) じゃぁ、成功したってことね。
ケイト: うん、とっても。それから腰が悪くなってるよ。
レイシャ: 関節が悪くなるの?
ケイト: キッ、キッ、、、 みたいな。
(1:57)
ケイト: シェーンとアリスのフレンドシップのバックグランドのストーリーを作るとしたら、それはどんな感じ?
レイシャ: それ、いいね。今までそんなシーン撮ったことないもんね。
ケイト: わたしたちにフレンドシップなんてまだあるの?
レイシャ: そうだよね。
(2:14)
レイシャ: そういうシーンは、シーズン1を撮る前にやるべきだったよね。
ケイト: 何だったっけ? バックグランドのストーリーを作ることだったっけ。いい友達になるなんてわからなかったもんね。
レイシャ: あーん、OK。その質問は、また後にしよう。
ケイト: OK。じゃあ、あとで。
(2:28)
ケイト: アルバム作りはどのくらい進んでいるの? それから、新曲やライブの予定はいつ頃?
レイシャ: いまEP盤の曲を書いていて・・・
ケイト: EPって何?
レイシャ: 5曲入っているやつ。アルバムをだす前にね。えーっと、それは5月末までに出るでしょ。
(2:52)
ケイト: 5月末までに?
レイシャ: そう。それでその予定があるでしょ。それから、撮影が終わる頃までにはライブをやるわ。秋にね。
ケイト: どこでライブしたい?
レイシャ: どこでもよ。でもまずはここから始めると思う。
(3:08)
レイシャ: 他のキャストとのセックスシーンの時にはどんな心構えでいるの? どうやって冷静を保って、緊張しないでいられるの?
ケイト: その質問には本当のことを言いたいけど、言えないよ。思うに・・・。
(3:24)
レイシャ: その相手をどれだけ知っているかによると思うけど・・・。
ケイト: まさにそう。それから誰が監督をするかってことも、すごい影響がある。
レイシャ: そう、すごーくね。
ケイト: 長い間ずっと同じ撮影スタッフでやってきているから、みんな慣れっこになっちゃっていてね。ドラマが始まった時から一緒だから。ラブシーンを撮影している時に、カメラの向こうにネイルが見えたりするわけ。すると、グーーー(寝てる)みたいな。
(3:44)
ケイト: でも一番大変だったのが・・・ あの・・・ レイシャはなかったけど、わたしはしなくちゃならなくって・・・
レイシャ: 何のこと?
ケイト: エキストラとのラブシーン。
レイシャ: ああ、それはなかったけど。
ケイト: 最悪だよ。
レイシャ: でもエキストラではないけど、ドラマの出演者と会ってすぐに、っていうのはあったよ。
(3:56)
ケイト: そうだったね。午後になって現れた出演者と握手したとおもったら、お互いのことを知る前にベットの中で撮影したりね。
レイシャ: お互いを知る時間さえもない、、、 みたいな。
(4:02)
ケイト: バンパイアがいたよね。
レイシャ: うん。でも彼女は複数話出演してたのよ。 とにかく、little tiny arks, people (?)みたいな、、、。
ケイト: そうかぁ。
(4:11)
レイシャ: いわゆる他人と、ってことでしょ。
ケイト: まったくそうだよね。だから何か尋ねるときも、完全によそよそしい敬語だったりして。
レイシャ: 「大丈夫ですか?」 みたいなね。
ケイト: 「さっさとやっちゃって。」って相手が言ってくれないかなぁ~、なんて願ったりしてね。
レイシャ: そうなの。 「さっ、やっちゃおう。どうだっていいよ。」ってね。
ケイト: でもそれにしても相手のことをよく知らないから、「やっちゃおう。」って言ったって緊張しちゃうわけでしょ。
(4:28)
レイシャ: OK。じゃあ、わたしたちのバックグランドのストーリーの答えを見つけ出そう。
ケイト: そうだね。まず、二人(アリスとシェーン)は一度も寝ていない。
レイシャ: うん、それは絶対無い。
ケイト: アリスとシェーンは、一緒にいるけれども絶対に最後の一線は越えないっていう二人だと思うよ。いつまでもプラトニック。
(4:41)
レイシャ: そうそう。例えば酔っぱらった夜とかに、もし二人に何か起こってしまったとしても、ちゃんと友達同士に戻っているだろうね。
ケイト: もうちょっと付け足していい? もししちゃったら、、、 もし一緒にエクスタシーを感じちゃったら、、、 「あ~あ、やっちゃった。」って、結局笑いながら一緒にお風呂に入って終わるなんてどう?
レイシャ: お風呂に入るの・・・? (笑)
ケイト: そうだよ、それが二人の流れだよ。
(4:59)
レイシャ: でもそんなこと起きなかったんだから、私たちのバックグランドのストーリーはどうなのよ。
ケイト: その話は、この先・・・。
レイシャ: アリスとシェーンは共通の友達を通して知り合った気がする。で、二人とももうその友達とは友達じゃないの。
ケイト: いいねぇ。
レイシャ: 会ってお互い気に入るのよ。
(5:12)
ケイト: いやいやいや、それよりもさぁ、アリスとシェーンが出会うきっかけとなったその人とまったくそれ以上話すこともないというのはそうだけど、二人は初めて会った時、お互い気に入らないやつだと思ってたんだよ。だって、アリスというキャラクターは、すごく賢くて洞察力があるし、シェーンもそうだからね。だから最初はお互い一歩引いてそれぞれを見極めていたんだよ。で、ついには二人打ち解けて、その共通の知り合いだった人を追い出ししちゃたのさ。
レイシャ: まったく同感。「じゃあねー。」みたいな。
ケイト: 「ブン」ってね。
(5:33)
ケイト: アリスとシェーンってお互いすごく信頼しあっているよね。
レイシャ: いつまでも一緒にいようね~、みたいな。 老人ホームにいるシェーンに薬を届けてあげたり~、みたいな。 ほら、悪くなった骨のための薬。
ケイト: アリスがまだ歩けるんだったらね。
(5:48)
レイシャ: わたしは裕福な老後だから。 わたしには・・・、わたしには・・・、お手伝いさんのような人が何人かいて・・・。(笑)
レイシャ: シェーンとアリスって、まったく違う状況下におかれていると思うよ。うちに泊まりに来てくれる時には大歓迎するよ。
(6:07)
ケイト: サンクスギビング(感謝祭)とか、イースター(復活祭)の時、その他諸々の機会には、泊まっていけば~なんて言ってくれるんだろうね。
レイシャ: シェーンなら迷惑かけたくないって思っちゃうんじゃない?
ケイト: 痛みを和らげるのにアヘン吸わせてもらうよ。