Lの世界の世界 - The L Word

The L Word

~ 「Lの世界」 の世界 ~

容疑者 #1 ティナ・ケナード (Tina Kennard)

■ Tina's Interrogation Tape

(0:08)
ダフィ捜査官: なぜ、ケリー(※) はあなたにとって危険な存在ではないの?

(0:12)
ティナ: 母は、私が大学を卒業したときに亡くなったわ。母はよく、二人にとって無二の真実の愛情行為は詩を読むことだから、これとない本当の裏切りとは、最愛の人ではない誰かと詩を分かち合うことだ、と言っていた。

(0:30)
ダフィ捜査官: 詩? それを信じるの?

(0:33)
ティナ: そうよ。 だって真実だもの。 父は、最初の仕事をしていた頃、事務員として働いてくれていた綺麗で若い法学生と関係をもったわ。 でも母は決して動じることはなかった。

(0:46)
ダフィ捜査官: では、もしベットがケリーと関係をもっても構わない?

(0:52)
ティナ: そんな風には言ってないわ。 私と母は別だから。

(0:57)
ダフィ捜査官: でも、究極の裏切りってワケでもないんでしょ。

(1:00)
ティナ: 私が言っていることは、そういうことになるわね。 父が初めての選挙キャンペーンをしている間、ドティ・アールバコというやり手の年配のキャンペーンマネージャーがいたわ。特に綺麗な女性ではなかったけど。レーガン政権の時のビル・ベントンに仕えていた人よ。

(1:23)
ダフィ捜査官: あなたのお父さんは政府関係の人だったのね。

(1:25)
ティナ: そう。アリゾナ州のユマ市長を三期務めたわ。過激な右翼共和党だったのよ。おぞましい。 とにかく、ドティは父に詩を持たせ、毎晩父を家まで送り届けていたわ。そしてある晩遅くに、父はドティに電話をして、一緒に詩を読み、その意味について語り合っていたの。夜遅く、電話口で記号や文学的な空想のことなど語り合っていた父の姿があった。母は隠れて聞いていたのよ。そして父に止めて、と言ったけど父は止めなかった。そうしたら母は、私たち3人を連れてジョージア州のアトランタに引っ越したわ。

(2:06)
ダフィ捜査官: 厳しいわね。

(2:07)
ティナ: 母は思い切りがいい人だった。

(2:11)
ダフィ捜査官: ジェニーと個人的な関係はどうだったの?

(2:15)
ティナ: 一緒に映画制作をしたわ。最初大変なこともあったけど、とっても親しい間柄になれた。映画を作っていた時は、とても親しい間柄だった。ジェニーは、話を聞き出すのが上手だった。私に仕事が終わったらトレーラーに来て欲しいと言っては、一緒にワインを飲み、、、 私から個人的なことまで聞き出していた。映画をもっといいものにしたい、もっと信憑性のあるものにしたいというのが、いつもの口実だった。

(2:48)
ダフィ捜査官: 口実?

(2:50)
ティナ: そうよ。レズビアンの関係とはどういったものか、調査しているようなものだったのよ。

(2:55)
ダフィ捜査官: 操られていると思ったりした?

(2:59)
ティナ: そんな風には・・・。

(3:00)
ダフィ捜査官: ただの口実?

(3:03)
ティナ: ジェニーはアーティスト肌だし、ただいい映画を作ろうとしていたんじゃないかと・・・。 孤独で、話し合える誰かを必要としていたのかもしれない。

(3:11)
ダフィ捜査官: では、ベット・ポーターは、あなたにとってはじめての人?

(3:13)
ティナ: えーっと、、、 いいえ・・・。 彼女ではないわ。ベットには私の初めての人だって言ったけど、、、 みんなにも、ベットが私の初めての相手だと。だけど、、、 

(3:31)
ティナ: 私の初めての相手は、実は自分の姉。年上だった姉。私は11才だったかな、12才だったかな、たぶん、、、。3年くらい続いた。その頃はただ、どの子供もみんなすることだと思っていた。ごっこ遊びをしていたんだけど、私はいつも男の子だったわ。

(4:02)
ティナ: 変よね。だって、姉とはもう話しさえしないんだから。 彼女はいまテキサスに住んでいるわ。 キリスト教再生派になって。彼女は私のことを地獄に落ちると思っている。でも、姉が私の初めての相手。ベットではないわ。

※ ケリー: シーズン6に登場するベットの大学時代の友人。

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