Lの世界の世界 - The L Word

The L Word

~「Lの世界」 の世界 ~ 

The L Word - Final Special Part 6

米国で最終シーズン6 エピソード1 開始前に放映された特別番組『The L Word - Final Special』(6分割)

Part 1  Part 2  Part 3  Part 4  Part 5  Part 6

The L Word - Final Special Part 6

(0:00)
ダニエラ・シー: みんなお互いのことをもう長いこと知っているでしょ。

(0:03)
ダニエラ・シー: みんなのことを知って、もう4回目の夏だよ。長いよね。今までやってきた仕事の中で、一番長続きしているのはこの仕事だよ。

(0:08)
ダニエラ・シー:  まず一番に、マックスとさよならするのが寂しいってことだね。自分の友達のように思っているんだ。変に聞こえるかもしれないけど、本に出てくる登場人物が友達のように思えてくるのと同じ感じ。

(0:17)
ジェニファー・ビールス: ベットに完全にさよならしてしまうとは思ってないわ。できることなら、口論するような場では、ベットに出てきてってお願いしたいくらい。

(0:26)
ローズ・ローリンズ: 女優として仕事場にくるにもすごい充実感がある。演じるキャラクターが好きだから。

(0:32)
キャサリン・メーニッヒ: シェーンと離れるのはさみしいよ。でも次のステップに移るいい時だと思う。

(0:37)
ミア・カーシュナー: 泣いたの?
キャサリン・メーニッヒ: ううん。  あ、でもローズ・トローシェとの時は泣いちゃった。
レイチェル・シェリー: そうなのよ。わたしも危うく泣きそうになっちゃったわ。
キャサリン・メーニッヒ: ローズには泣かされた。 そんなつもりじゃなかったのに、ローズにハグした途端、ポロッときちゃって。

(0:47)
ミア・カーシュナー: あと1週間もすると、みんなに会うこともないんだなんてほんとに信じられない。
キャサリン・メーニッヒ: また会えるよ。絶対に。
レイシャ・ヘイリー: そうだよ。もちろん会おうよ。
キャサリン・メーニッヒ: みんなそれぞれ違う惑星に飛んでいくわけじゃないんだから。 “Earthlings (※)” じゃあるまいし。

(※ 番組企画当初のプロジェクト名“Earthlings”に、“地球人”といった意味をかけている。)

(1:14)
“The L Word (L ワード)”。 それは何を表す?

(1:17)
ローズ・トローシェ: この仕事でのお気に入り L ワードは、“Laughter (笑い)”。

(1:21)
ミア・カーシュナー: “Letting go (まかせる)”。

(1:22)
マーリー・マトリン: “The L Word” は、多くの人たちにとってのホーム。

(1:26)
ダニエラ・シー: みんなにとって、少しばかり漸進的で大きなステップ。

(1:30)
キャサリン・メーニッヒ: “Longevity (長続き)”  このドラマは色褪せないんだって思いたい。

(1:36)
6年間、このドラマは、ある一つの光景であり、ある一つの努力の結晶であり、そしてある一つの出来事であった。結果として、レズビアンの生き様がテレビ番組の中でメインに取り上げられている。つまり、今はすべてが可能になったということだ。

(1:47)
ローレル・ホロマン: 私にとっては、いまだに常に “Love” だわ。

(1:49)
アイリーン・チェイケン: 一番との差がほとんどないところで二番目が “Lesbiane(レスビアン)”。一番は最も重要な “Love”。

(1:52)
ミア・カーシュナー: “Love” だわ。

(1:54)
おそらくドラマの成功は、キャストやクルーたちの熱心さや、ファンの人たちの情熱といったことはもちろんのこと、愛は普遍的な総合体だという真実によるものでもあるのだ。このドラマシリーズは、愛をそのままに、見えるがままに、あるがままに見せてくれた。

(2:12)
ダニエラ・シー: いったんテレビに出たものは、前触れもなく突然に正当化される。

(2:17)
ローズ・トローシェ: これだけヘテロセクシャルのファミリードラマがある中で、私たちがやりたいと言っているドラマは、たった一つだけなのよ。

(2:28)
愛は行く先を示してくれるということを 『Lの世界』 は再認識させてくれる。

(2:40)
ミア・カーシュナー: みんな最高のスタッフでした。快く接してくれて、このような経験をさせてくれて本当にありがとう。私の人生の中で最高に特別な経験となりました。

(2:54)
ミア・カーシュナー: 私の世界的視野は広がった。人々と一緒に仕事をするということについても多くを学んだ。前よりもっと自信がついたと思うし、このドラマに出て成長できた。

(3:05)
レイシャ・ヘイリー: ドラマの始めと終わりとでは、私は違う人間。私の心はもっとオープンになったし、中身はどんどん大きくなっていったと思う。

(3:17)
レイチェル・シェリー: 私の人生の中で一つの時代だったと言える。仕事上でも、学ぶということでも、素晴らしい経験となった。

(3:23)
レイチェル・シェリー: みなさんと共に5年間、素晴らしい経験ができました。それもこれも皆様のおかげです。一緒にお仕事ができてよかったです。私たちと共に辛抱強くいてくれたスタッフの皆さん、これからもがんばってください。本当によくがんばってくれました。

(3:39)
レイチェル・シェリー: このドラマと同じくらい画期的で、女性が主役で、やりがいのある5年も続くまた別のドラマにでることは今後あるかと訊かれたら、、、 それはわからないわ。一生に一度のことかもね。こんなにキャリアが積めるのは一度きりのことかもね。

(3:53)
キャサリン・メーニッヒ: 仮に新しいシリーズに出たとしても、これと同じような経験をするのは難しいんじゃないかな。このドラマは、本当に特別で人生を変えるほどの経験となったよ。

(4:03)
アイリーン・チェイケン: 『Lの世界』にさよならするのではないわ。さよなら言わないのが、わたしの気持ちの整理の仕方。

(4:11)
ジェニファー・ビールス: ほら、スピーチしなきゃ。
アイリーン・チェイケン: そうよね。
ジェニファー・ビールス: 私ってボスみたいよね。

(4:16)
アイリーン・チェイケン: こんなに成功するなんて夢にも思いませんでした。世の中に変化をもたらし、社会に貢献できるような場を与えてくれた皆様方に永遠に感謝します。

(4:36)
ローズ・ローリンズ: 『Lの世界』は、私の人生においてすごく特別なものとなっている。

(4:40)
パム・グリア: 素晴らしい思い出ができたし、一生の友人もできた。さよならって言わないわ。「じゃ、またね。」って言っておく。

(4:46)
ローズ・ラム: みんながそれぞれに最高だった。それにグループとして、チームとして、わたしは、全員のこと、それから全員でやってきた全てのことを誇りに思っているの。どうもありがとう。

(4:57)
ジェニファー・ビールス: 何事にもサイクルがある。今、ドラマが終わりを告げるのは妥当だと思うけど、ストーリーの語り継ぎや映画やテレビドラマが続いてくれたら有難いこと。

(5:09)
ローレル・ホロマン: 『Lの世界』のことを娘たちに何て言うかって?  この素晴らしい仕事がママにオファーされたから、迷わずとったのよって言うと思うわ。

(5:15)
ジェニファー・ビールス: 目と目を合わせなくても、意思の疎通のためにはベストを尽くし、自分のために、そして相手のために立ち上がれる、そんな友情で結ばれた女性たちのストーリーを伝えたのよ、と娘に話すでしょうね。それから、人々を救うことができるストーリーを語っていこうと努力したこともね。

(5:32)
ローレル・ホロマン: 娘たちには、私の母が私に話してくれたことをそっくりそのまま伝えていくわ。それは、“毎日の中で愛を感じていられる限り、誰に恋したかなんて問題ではない。” ということ。将来、娘たちの時代は私たちの時代とは違うでしょうけど、このドラマは、その違いを作り出す小さな一つのきっかけとなるんでしょうね。

Part 1  Part 2  Part 3  Part 4  Part 5  Part 6

このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Lの世界 トリロジーBOX (DVD)

    シーズン1~3(全38話)収録の20枚組

  • Lの世界 シーズン4 (DVD)

    全12話を収録(6枚組)

  • Lの世界 シーズン5 (DVD)

    全12話を収録(6枚組)

  • Lの世界 シーズン6 (DVD)

    全8話を収録(6枚組)